インシュレーター調整

2017年9月4日
 桃太郎さんのインシュレーターに交換してからの不調をなおすため、インシュレーターの調整をする。まずはキャブレターを取り外すが、今回は分解はしない。目的のインシュレーターを取り外す。とってある古いものと比べると、直径にして1ミリほど小さい。ところがひっくり返して重ねてみるとほとんど変わらない。古い純正品をよくよくみると入り口と出口で径が違う。シリンダーに近いほうがやや径が大きく、キャブレター側がやや径が小さい。桃太郎さんのはキャブレター側の小さい径のまま、シリンダー側まで貫通している。この違いがスロットルを戻したときのかぶりにつながっているのではないか、と考えた。
 内径を拡げるのには、先日購入しておいたインパクトドライバーに取り付けられる回転式のやすりを使用。これがインシュレーターの内径とほぼ同じでとてもやりやすい。あっという間に純正品とほぼ同じ径に仕上がった。パーツクリーナーで削りカスを落として取り付ける。
 試運転をするとスロットルを戻してエンジンブレーキ状態になったときのカブリはなくなった。インシュレーターが原因で間違いないだろう。大変具合が良くなった。
 純正品の放熱板(?)が破損したため購入しました。イーハトーブに取り付け・走行・調整をしました。
 商品説明通り、スタッドボルト通し穴の径を拡げる加工をしました。取り付けて走行すると、エンジンブレーキが効いたときカブリが生じました。純正品の口径はキャブ側が少し小さく、エンジン側に向かって口径が少し大きくなっています。そこで商品の口径をヤスリで純正同様に拡げる加工をしたところ、大変具合が良くなりました。この口径をテーパー状に拡げる加工はオススメです。

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