フロントフォークオーバーホール・その2
2017年10月18日
フロントフォークのオーバーホールの続き。
仮に車体に組み付けてあるフロントフォークを降ろす。ちなみにフロンフォーク周りを作業するときは、車体をビールケースに載せてフロントを浮かせている。ビールケースはこの上なく安定性が高いので便利。前後加重を変えるだけでリアを作業する時にも使える。
フロントフォークのオーバーホールの続き。
仮に車体に組み付けてあるフロントフォークを降ろす。ちなみにフロンフォーク周りを作業するときは、車体をビールケースに載せてフロントを浮かせている。ビールケースはこの上なく安定性が高いので便利。前後加重を変えるだけでリアを作業する時にも使える。
アウターケースの底にある六角ボルト(ソケットボルト)を緩める。このときにボルトなどをアクスルシャフトを通す穴に少し差し込んで回り止めにするとよい、とのこと。前回はこれをしなかったので六角ボルトが緩められなかった。回り止めにはずっと以前解体した別のバイクの不要なアクスルシャフトを使用。レンチを差し込む穴と交差するため、六角レンチに当たるまでほんの少し差し込むだけ。
まず左フォークのソケットボルトを緩めることにする。使うのはL型六角レンチの短い方の腕を切り落として六角棒レンチにしたものを6ミリのソケットに挿してバーハンドルで回す。駐車スペースのインターロッキングの上にボロ布を敷いてその上にチューブを載せ体重をかけて抑えながらバーハンドルを回す。前回も同じ道具を使ったが、回り止めボルトの効果は絶大でパキっと言う音とともに回った。フォークにはオイルが入っていないだけで仮に組んでありスプリングで押さえつけられているからか、中の部品が共回りして外せないという事はなかった。続いて右フォークのソケットボルトを緩める。どういうわけか左側に比べてダストブーツの中のサークリップのサビもひどいしアウターチューブ外側の汚れもひどい。左と同じようにやっているつもりが回らない。ひときわ硬くしまっているように感じる。何度かやっているうちに少しなめてしまった。改めて六角棒をハンマーで何度か叩き六角の穴からずれないようにする。これで最後と思って思いっきり回したら回ってくれた。
ボルトを外すと銅のワッシャーが一緒に外れた。このワッシャーは新品を買ってあるが念のためすぐには捨てない。これでアウターチューブからインナーチューブを抜くことができる。インナーチューブを抜くときにオイルシールがひっかかって一緒に抜けるタイプもあるようだがイーハトーブのはそうではない。単純にインナーチューブだけが抜けて、オイルシールはそのままアウターチューブに残る。
インナーチューブの1番下にはナスのような形をした金属の部品(オイルロックピース)が下から差し込まれている。チューブの先端にこのスペーサーがちょうど収まる部屋があって丸い穴の開いた仕切りでそれ以外の大きな部屋と仕切られている。その大きな部屋の方にシートパイプまたはフォークピストンと呼ばれる細いピストンとスプリングが収まっている。これは仕切りに開いている丸い穴から細い園芸用支柱で押してチューブの上から抜き取る。シートパイプの細い方の先端は仕切りに開いた穴を通ってオイルロックピースとつながる。先端の内側には雌ねじが切ってあり、ソケットボルトでアウターチューブに固定されている。
すべての部品を取り出して灯油で洗う。さらにパーツクリーナーで洗ってふき取る。この辺で奥さんを車で送って行く時間になり中断。ついでにの2りん館で注文していた部品を受け取り、別の部品を注文。今回注文したのは、さっきの作業で少しなめてしまったフロントフォークの六角ボルト2本だけ。アクセルケーブル、ブレーキケーブルのケーブルガイドを注文しようとしたら廃番だった。
帰宅して作業再開。右側のインナーチューブの摺動部には点サビがある。サビが盛り上がらないように削り取る。アウターチューブの汚れやアルミサビをアフロ君を使って落とす。コーナンで買った黒いヤツがちょうど良いようだ。かなりきれいになった。ここで一度仮組み。フォークオイル以外はすべて元通りに戻す。奥さんを迎えに行く時間になる。戻ってから作業する時間がないので本日はここで終了。フロントタイヤはつけないまま、車体はビールケースに載せたまま。
この他にバックアップリング、オイルシール、サークリップ、ダストシールの写真を撮り忘れている。
まず左フォークのソケットボルトを緩めることにする。使うのはL型六角レンチの短い方の腕を切り落として六角棒レンチにしたものを6ミリのソケットに挿してバーハンドルで回す。駐車スペースのインターロッキングの上にボロ布を敷いてその上にチューブを載せ体重をかけて抑えながらバーハンドルを回す。前回も同じ道具を使ったが、回り止めボルトの効果は絶大でパキっと言う音とともに回った。フォークにはオイルが入っていないだけで仮に組んでありスプリングで押さえつけられているからか、中の部品が共回りして外せないという事はなかった。続いて右フォークのソケットボルトを緩める。どういうわけか左側に比べてダストブーツの中のサークリップのサビもひどいしアウターチューブ外側の汚れもひどい。左と同じようにやっているつもりが回らない。ひときわ硬くしまっているように感じる。何度かやっているうちに少しなめてしまった。改めて六角棒をハンマーで何度か叩き六角の穴からずれないようにする。これで最後と思って思いっきり回したら回ってくれた。
ボルトを外すと銅のワッシャーが一緒に外れた。このワッシャーは新品を買ってあるが念のためすぐには捨てない。これでアウターチューブからインナーチューブを抜くことができる。インナーチューブを抜くときにオイルシールがひっかかって一緒に抜けるタイプもあるようだがイーハトーブのはそうではない。単純にインナーチューブだけが抜けて、オイルシールはそのままアウターチューブに残る。
インナーチューブの1番下にはナスのような形をした金属の部品(オイルロックピース)が下から差し込まれている。チューブの先端にこのスペーサーがちょうど収まる部屋があって丸い穴の開いた仕切りでそれ以外の大きな部屋と仕切られている。その大きな部屋の方にシートパイプまたはフォークピストンと呼ばれる細いピストンとスプリングが収まっている。これは仕切りに開いている丸い穴から細い園芸用支柱で押してチューブの上から抜き取る。シートパイプの細い方の先端は仕切りに開いた穴を通ってオイルロックピースとつながる。先端の内側には雌ねじが切ってあり、ソケットボルトでアウターチューブに固定されている。
すべての部品を取り出して灯油で洗う。さらにパーツクリーナーで洗ってふき取る。この辺で奥さんを車で送って行く時間になり中断。ついでにの2りん館で注文していた部品を受け取り、別の部品を注文。今回注文したのは、さっきの作業で少しなめてしまったフロントフォークの六角ボルト2本だけ。アクセルケーブル、ブレーキケーブルのケーブルガイドを注文しようとしたら廃番だった。
帰宅して作業再開。右側のインナーチューブの摺動部には点サビがある。サビが盛り上がらないように削り取る。アウターチューブの汚れやアルミサビをアフロ君を使って落とす。コーナンで買った黒いヤツがちょうど良いようだ。かなりきれいになった。ここで一度仮組み。フォークオイル以外はすべて元通りに戻す。奥さんを迎えに行く時間になる。戻ってから作業する時間がないので本日はここで終了。フロントタイヤはつけないまま、車体はビールケースに載せたまま。
分解したフロントフォーク
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