ダブルパッキン!?

2018年1月7日
 年末のオイル交換から続いていたオイル漏れが解消。駄目元で掲示板に写真付きで質問したらそれを見て正解を言い当ててくれた方がいた。いわゆるダブルパッキンと言うミスをやらかしていたらしい。
 古いパッキンを残したまま新しいパッキンを重ねてしまい、収まるところに収まらないのをダブルパッキンというそうだ。そういう回答をいただいて、念のため改めてドレンボルトをよく見た。やっぱりパッキンなどはまっていない、ボルトの笠の裏側が変色しているか、せいぜい古いパッキンの痕跡だろうとカッターで突っつくと、なんと嵌まり込んでいたパッキンが取れてきた。思わず「あっ」と声が出てしまった。
 平たくペッタンコに潰れているのではなく、ボルトの笠の裏側の深めの溝にきっちりと嵌まり込んでいた。長年の圧迫のせいで押しつぶされ、膨らみがほとんどなかったので、パッキンは付いて無いと思い込んでしまっていた。これだけ深い溝があればパッキンが平たくぺったんこに変形するような事は無いし、逆にパッキンなしでオイル漏れ程度で済むということもありえない。ドバドバになってしまっていたはずだ。
 古いパッキンをはずして、新しいのを溝にはめ、ドレンボルトを締め付けると一発でオイル漏れは全くなくなった。試運転の結果、エンジンが暖まったり冷えたりしても問題なし。
  写真は上から、はまりこんでパッキンと気がつかなかったとき、カッターで突っついたとき、パッキンを取り除いたときの溝の様子




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